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誤審で審判逃げた?! オーストラリアvsスコットランド [第8回ワールドカップ]

このブログでも中継したが、試合終了直前のPGが誤審であったのではと物議を醸している。


まさに勝敗を分ける判定だった。34―32とリードしたスコットランドは後半38分、­自陣でのマイボールラインアウトで後方へタップしたボールを、フランカーのハーディが­競り合って前へ落とすミス。オフサイドの位置にいたプロップのウェルシュがボールをつ­かんでしまい、「ノックオンオフサイド」の反則を取られて逆転PGを決められた。  しかし、直後に場内で流れたビデオ映像では、ハーディの後にオーストラリアのSHフィ­プスがボールに触れており、ノックオンで本来ならスクラムで試合再開。ただしトライや­危険なプレーではなかったためビデオ判定は適用されず、判定は変わらなかった。7万7­000人の観衆から激しいブーイングを浴びたジュベール主審(南アフリカ)は、ノーサ­イドの笛を吹くとピッチから走り去った。  テレビ解説の元スコットランド代表FBヘイスティング氏は「主審に会ったら、本当にむ­かついたと伝えたい。逃げ去るなんて恥ずべきことだ」と猛批判。元オーストラリア代表­SOのライナー氏も「あの場面はビデオ判定を適用すべきだ」と指摘した


確かにルールを調べてみると、

ノックオンオフサイド【knock on off-side】

ラグビーで、ノックオンしたボールを、オフサイドの位置にいるプレーヤーがプレーすること。
反則となり、相手にペナルティーキックが与えられる。

とある。

だがしかし、詳細にルールブックを見ると、

11.7 Offside after a knock-on When a player knocks-on and an offside team-mate next plays the ball, the offside player is liable to sanction if playing the ball prevented an opponent from gaining an advantage. 11.7 ノックオン後のオフサイド プレーヤーがノックオンしたボールを、オフサイドの位置にある味方のプレーヤーがプレーしたとき、そのプレーで相手側から利益を奪った場合にはオフサイドの罰を科す。


というこは、相手のすなわちオーストラリアの選手がプレーした時点でオフサイドは解消となるはず。

サッカーのオフサイドルールでも、相手がプレーしたボールだったらノーオフサイドとなるのと似ていますね。

ということで、大会選定委員会は誤審があったと発表したようだ。

 
【ロンドン=共同】ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会の審判選定委員会は19日、準々決勝のオーストラリア―スコットランド(18日)で誤審があったと認める声明を発表した。終了直前にオーストラリアの決勝PGにつながったスコットランドのオフサイドの判定を検証した結果、オーストラリアのスクラムでの再開が適切だったとした。


さてさて、この問題は尾を引きそうですね。

いつぞやのサッカーの試合での審判が襲われたなどということが起きないことを願うばかりだが、

ビデオ判定をこのような場合でも取り入れるなど検討していかないと収まりつかないだろう。
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