ラグビートップリーグ開幕戦 どうしてガラガラだったの？

昨日の開幕戦、10792人と1万人超えという記事を書きましたが、昨年度の開幕戦101162人よりも下回っていたことはもちろん、秩父宮ラグビー場の定員約2万人の半分しか席が埋まらなかったことになるわけです。ということで、改めてこの問題を検証してみたいと思います。

ゴール裏はガラガラ

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・ラグビートップリーグ開幕戦 どうしてガラガラだったの？
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日本ラグビーフットボール協会異例の謝罪説明によると、
パナソニック、サントリーという両チームの母体企業に対して合計9000枚のチケットを割り当てたそうだ。そして、そのほぼ100％が来場すると見積もったが、実際の来場者は約半数だったことが主な原因だとの説明でした。
それを踏まえて一般販売したのは、なんと5000枚だけだったとのこと。
チケット完売...というのは、この5000枚が完売したということだったんです。
9000枚のうち半数の4500人、回数チケットや年間パスポートで約1000人、計10792人ということでしょうか。
これがチケット完売でもまさかの観客席ガラガラの理由ですね。

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・選手もガッカリなのでは？
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スポーツ紙の取材によると、

ラグビー人気の高まりを肌で感じていた日本代表のＳＨ田中史朗（パナソニック）は「結局、（客席が）いつもと変わら無い状態だったので、協会にいらっとしましたね」と本音を漏らした。「五郎丸とかリーチとかメディアに出てくれて、選手がそこまで必死でやっているのに。誰が悪いのかも分からないですけど、協会がしっかりオーガナイズできていないのはありえないですね」、「ラグビー（界）としては負けの試合です」と厳しい言葉を並べた。（デイリースポーツより引用）

選手たちがガッカリする状況は、もちろん良くない。日本協会側がプロと呼べない対応であったことは間違いない。
だが、ここまでのラグビーブームが予測出来なかった、のだろうか？
いや、そんなことはなかったはず。
今後のしっかりした対応を望むばかりです。

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・トップリーグはスポンサー企業が担っている？
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チームはほとんどが企業名を全面に出していますよね。
ここはサッカーＪリーグとは全く異なります。
でも、サッカーは日本サッカー協会(JFA)がアディダスやキリンといった超大口のスポンサーがついていますので、協会運営はかなりスムーズです。なにせアディダスにあっては、8年間で約250億円とも言われていますので。
ところが、ラグビーはまだまだそこまでいっていません。
それぞれのチームが母体企業のスポンサードで運営しているようなものです。
チケットも半分以上スポンサーでまかなっていた感じです。
これから2019年ワールドカップに向けての準備として、この協会運営も重大な課題になってくるでしょう。

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・五郎丸選手の開幕戦、ＴＶ中継は？
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今日行われるトヨタ自動車対ヤマハ発動機の試合
これまたチケット完売とのことですが、昨日のようなことのないことを祈るだけですね。

「J SPORTS 4」で生中継もあるとのこと、期待しましょう！！

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